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BELTUNAはなぜ、アコーディオンを起業した
若いメーカー BELTUNA社のご紹介
BELTUNAは1982年、アコーディオンの産地であるイタリア、Casterfidardoに最も若いアコーディオン製造会社の1社として誕生しました。過去にイタリアだけで472社というぼう大な数のアコーディオン・メーカーが産声をあげ、その9割以上が廃業、売却した歴史があります。そいった意味で若いメーカーBELTUNAは特異性があります。
きっかけは、職人たちの結束でした。なぜ職人が結束したのか。それは楽器の主役が急速に変わっていくのを目の当たりにした恐怖だったのでしょうか。つまり1800年中ごろ欧州で産声をあげたアコーディオンは1900年代になってUSAの市場の拡大で花開きました。アコーディオンの大活況の時代があったのです。世界大戦のちに訪れた電子産業、大量生産方式。エレキギターやエレクトーンなどに代表される楽器、身近に音楽を楽しむことができるレコードの普及です。この変化によってアコーディオンの周辺は一気に変化しはじめたのです。
アコーディオンはほとんど全てが手作りです。音を出すリードだけでも400枚を越える精密部品です。1枚、1枚ハガネを削り、調律して、組上げる。熟練した技能が必要です。手間とお金のかかるアコーディオンは大量生産時代の波に飲み込まれ、その命を終えたかのようでした。
滅んでいく工場や去っていく仲間。その中に熱い仲間がいました。腕に憶えのある職人ばかりです。売れるエレキギターを横目に、自分たちの信念を突き通そうとした仲間たちです。彼らの共通の目標は、アコーディオンが持っている上質で、微細なこころの風景を音にするその発声と音色。音という色をつむぎだす装置を作り出すことでした。BELTUNAの職人の結束。それは今にいう構造変化によるコラボレーションだったのです。
創業者のMengascini ArnaldはPIGINIのチーフ調律職人でした。彼が中心となって腕利き職人を集め、彼らに問いかけたのは”rich”な音とその音が持つ”color”の追求でした。高価で、もう手に入りにくくなったアコーディオン用特殊木材の入手に奔走しました。リードの原材料を見定め、自ら削り、調整し最高をつくりました。クレモナで有名な木材、そしてその染料。この染料は10数年かけて独創的なアイディアを得るに至りました。今でも、明るい工場では木目の風あいがそのまま生かされた天然材料で、しかも共鳴体として高い性能をもったアコーディオンがつくられています。材料と部品については一切。妥協を許さない厳格なものです
創業者のメンガシーニは4人の息子たちと30数名の工人の力を得て、世界のマーケットへ語り始めました。「Emotionalな価値をひきだす楽器」。その技術に彼らは奔走してきました。アコーディオンの世界は今ふたたび、BELTUNAと工人の出現で面白くなってきました。急速に発展し、そしあっという間にすたれたといわれて久しいアコーディオンを、一番若い製造会社が変えようとしているのです。
BELTUNAの最新のモデル2台、HMMLフルサイズのSTUDIO IVと MLダブルチャンバーのフルスペック機種 LEADER V 。いずれも明るい音色と美しい響きが特長です。
BELTUNA公式ホームページ
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