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3 修理ルポ~ B) リードまわりのメンテナンス
アコーディオンの修理で一番気を使うのが、リードまわりだということは言うまでもない。
37鍵盤のMMLで 押し引き含め 高音部には222枚、 低音部4列式で96枚、
合計318枚のリードが装てんされている。
これが41鍵盤HMML、MMMLなど4セットタイプだと、同様に328枚と120枚 計448枚になる。
この300枚、400枚のリードのコンディションを見極め、音程と、音質、インターバルと和音
の響きをつむぎだす作業は、奥の深い、手間のかかるものだ。 センスのよしあし
が問われる、難解な作業でもある。
当店でどのような作業をするのかといえば------ 。
まず、使い込んだ楽器の内部をみてみよう。
リードの革がそれたり、サビやゴミがいっぱいだ。
目に見えないほどの細かいホコリは、無数にあるといってよい。
今回のExcelsiorの写真は以下のようになる。
1)リードとブロックの症状

クローズアップすると、そのすさまじいばかりの汚れが見えてくる。



(サビの出たリード)
このほかにも、リード関連の症状は①さぶた革の硬化、変形、カ ビ、ハガレ
②リードワックスのヒビ割れ③ワックス熱損傷④エアバルブ孔との位置ずれ
⑤リードブロックのゆがみ⑥リードブロックの取付位置ずれ⑦スライダーの
サビ、動作不良などがある。
2)革のはりかえ
まず、刷毛と掃除機でゴミを取り除く。状態がひどいかびなどの場合は、戸外で陽にさらす。
そのあと、全ての革をピンセットで取り除き、 リードプレートに付着したのり跡などの汚れをとる。
サビの場合は可能な限り、細いサンドペーパーでサビを落とし、その上にさび止め剤を薄く塗る。
裏のリードのサビはやっかいだ。
これは細いヤスリの表面を裏リード面にこすりつけ、落とすしかない。本格的には、ワックスをはがし、オーバーホールして行うことになる。
リード、ワックス、ブロックのぐあいが全て確認されたのち、次に革を貼っていく。
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